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食虫植物展「謎解きゲーム」解答③【食虫植物のナゾ】

2024年09月01日

今回の食虫植物展の中でナゾとされていた「食虫植物大発生」と「博士失踪」に関して、そして「食虫植物」に関することを加え、3つのナゾを解き明かす謎解きゲームを8月11日から31日の期間で実施していました!たくさんの皆様にナゾを解いていただきました!ありがとうございました。31日で終了となりました。その謎解きゲームの解答が博士から届きましたので掲出します!ネタバレですので、見たくない方は見ないでくださいね!!
<食虫植物のナゾ 難易度3ウツボ> 画像は博士直筆の解説。少し読みづらいので画像下にあらためて解説を追記しておきました。

【No1】
・左辺はハエトリソウ、右辺はムジナモを表しています。それぞれの数字などが表しているものは以下の通りです。
64→虫
6K→6本の感覚毛(KankakumouのK)
2T→2回タッチ(TouchのT)
<20s→20秒未満に
c<0.5s→0.5秒未満で閉じる(Closeのc)
 右辺のムジナモにおいても表現方法は同じです。
 ここでわかるのは左辺はハエトリソウ、右辺はムジナモで、No1は「はさみこみ式の食虫植物」であることです。
【No2】
・かっこ内で掛け合わせている文字や数字は掛け合わせている種の特徴。
・ヒントから、黒いパネルで表現されているのは「ウツボカズラ」であることがわかります。また捕虫方法は「落とし穴式」。
【No3】
・左辺はサラセニア科の虫をおびき寄せたりするふたの部分の形を略式的に図形で表しています。右辺の数字はその仲間の種類の数字を表しています。
 。→ヘリアンフォラの仲間。6種類います。ふたの部分がすごく小さくなっています。
 ◇→サラセニアの仲間。8種類います。ふたの部分にはふたらしいものがついています。
 ◯→ダーリングトニアの仲間。1種類しかいません。ふたの部分は丸くなっています。
 これでNo3が表しているのはサラセニア科で、落とし穴式だとわかります。
【No4】
・大谷=2は、左辺の大谷は、あの、大谷です!右辺は、大谷と言えば、二刀流の2を表しています。ですので、食虫植物の五刀流と言えば、モウセンゴケなので、
 No4はモウセンゴケで、ねばねば式であることを示しています。
【No5】
・64はNo1と同様に「虫」を表しています。虫が入ると黒くなり、虫がいない=0だと透明のまま。これはタヌキモの捕虫のうの特徴です。
 No5はタヌキモで、すいこみ式を表しています。

・これでNo1〜5がなんの食虫植物を表していることがわかりました。LASTのところのあるなしは、種類ではなく、捕虫方法での視点で見見ることが必要です。
 そうすると、「No1(はさみこみ)にはあり、No2(落とし穴)、No3(落とし穴)、No4(ねばねば)、No5(すいこみ)にはない」という意味であることが見えてきます。
 これは今回の展示でははさみこみ式だけの特徴として、「エネルギー消費」が生じるという解説をしています。
 ですので、LASTクエスチョンのあるなしの示しているものは「エネルギー消費」となります。