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食虫植物展「謎解きゲーム」解答①【食虫植物大発生のナゾ】

2024年09月01日

今回の食虫植物展の中でナゾとされていた「食虫植物大発生」と「博士失踪」に関して、そして「食虫植物」に関することを加え、3つのナゾを解き明かす謎解きゲームを8月11日から31日の期間で実施していました!たくさんの皆様にナゾを解いていただきました!ありがとうございました。31日で終了となりました。その謎解きゲームの解答が博士から届きましたので掲出します!ネタバレですので、見たくない方は見ないでくださいね!!
<食虫植物大発生のナゾ 難易度1ウツボ> 画像は博士直筆の解説。少し読みづらいので画像下にあらためて解説を追記しておきました。

・今、開催している展示が食虫植物展であることから右側の表には「食虫植物の名前が入るのだろう」と推測することがポイント。
【No1】
・式の左辺は右表のA〜Eと対応。右辺は展示の中に配置した「調査記録のナンバー」。
・Cとでぃの右辺の「から*番目」は、その調査記録のパネルから*番目の植物のこと、という意味。
【No2】
・右表の中で読むべき文字の座標を示している。
・上から下への矢印は、No2で示しているその座標の文字を上から読む、という意味。

・右表中、「でぃ」は1つだけ日本語で記載されている。これはこの植物を指す名前は2つ掲出してあるが、日本語=和名の方を記入して、という意味。

食虫植物大発生の真相(答え)は、「セツヤク(節約)」
今年の食虫植物展の準備の時から増え始め、観賞温室に溢れかえっていた食虫植物の原因は職員の工夫よる水道とマンパワーの節約のため。
1つ1つに水をあげるより、熱帯植物たちにあげていく流れで食虫植物たちにも水をあげれば節約になるという発想から。
博士もこのことに早い段階で気づいていたが「植物園の職員が工夫してくれたことであり、結果として皆様にたくさんお見せできていること、水の節約、マンパワーの節約になっている」ことを
納得したため「これが原因だ!」とは発表しづらかったとのこと。このことから今回のような「謎解き」という形でやんわりと、遠回しに伝えた。
 ※これは企画展示上の設定です。実際は皆様にお見せしたいから展示しました!とはいえ、さまざまな節約の工夫は随所に施しています。